本館更新のお知らせと日比谷公園ガーデニングショー2008
本館更新のお知らせ
本館に「日比谷公園ガーデニングショー2008」のスライドショーをアップしました。4か月経っちゃいましたねー。でも、アップできたことをよしとしよう(笑)。
下は、スライドショーに使っている画像の一部です。


ガーデニングショーと関係ない写真も入ってます。
だって、ショーの会場の周りのバラがキレイに咲いていたんだもの(笑)。私にバラを素通りできるわけがないんです。
園内の立て札によると、これは‘ベルナール ビュッフェ(Bernerd Buffet)’。フランスのバラ育種の名門ゴジャール(Gaujard)のバラ。京阪園芸の受け売りです。スミマセン。
日比谷公園はバラも見ごたえがありますよー。
鈴木省三氏が作出したバラもありました。えーっと、記憶が…。‘芳純’だったかな…。‘芳純’は、氏が生み出したバラのなかでももっとも香りが良いとも言われるバラ。だから柵があって近づけないことを恨めしく思ったような記憶があります。
場所はトイレの前です(笑)。
「日比谷公園着くには着いたけど」を書いた後、続きを書いていませんでした。写真の整理をしてからと思っていたのが間違いでした(笑)。
今ショーについて書くと、回顧録みたいですね。でも、書いちゃおう。(*^ー゜)ノ
日比谷公園ガーデニングショー2008
不運が重なって、会場に入れたのが終了直前。ベランダ部門も寄せ植え部門も撤去が始まっていて、写真を撮れる状況ではなかったんです。残念!ハンギング部門はまだ作品が展示されていて、だからまだ残っていた観客もハンギング部門に集まっていました。慌てて写真を撮る人があっちにこっちにいて、何かおかしかった(笑)。って、アンタもその一人じゃーっと自分にひと突っ込み。

これが、ハンギング部門の金賞に輝いた作品。
バランスよくまとまってる。色彩がキレイ。葉物だけで作品ができるなんて素晴らしい。長く楽しめて、おそらくメンテナンスも楽。
…なのだけど、他にも素敵な作品はあったので、私の心にはそんなに響かなかったなー。前年の金賞は飛びぬけていたけれど、今回はそうでもなくて。
とはいうものの、今、写真で見てみると、確かに写真写りがイイ!

これは銅賞の作品。
銀賞の作品を撮ってありません。理由は…忘れちゃった(笑)。
今回はこんな感じの大人色の作品が目立ちましたし、受賞作品にも入っていました。
粋な色遣いだなーと思って近づいてみると、作品名が「『粋』~江戸の紫」。
おっしゃる通りでございます。それはもう。江戸の玄人っぽい着こなしをしている女性がイメージできます。

こちらは東京都知事賞受賞作品。私にとっての金賞はこの作品でした♪
この作品も、江戸の粋な雰囲気がすると思いませんか?
色の組み合わせは派手ではないのに、葉っぱあり、花あり、実物ありで、実は盛りだくさん。色幅もあり、どのアングルから見ていてもフォーカスポイントがありました。
和風アレンジのハンギングって素敵だなーと見入って、しばし時間を忘れてしまいました。
時間がないんだから、次、次~っ!
てことで足早に写真を撮って、何の写真だか忘れちゃったもの、暗くてボケボケなものが多数。
やっぱり時間にゆとりを持って行かないといけませんね。わかりきったことだけど。

これは、スライドショーをアップした後で「使うの忘れたーっ」と気が付いた。
今から追加できるけど、もうスタミナが切れたので諦めます(笑)。

これは、ハンギング作品のどれかの一部。
かなり暗いうえにブレているので使わなかったけど、今日レタッチしてどうにか見られるかも?と思うとこまで作りこみました(笑)。
秋は葉っぱの色合いが豊かで楽しいですね! 葉っぱの形もいろいろ揃ってます。

ガーデニング関連のイベントに出掛けるようになって何年か経ちますが、コンテストの出品者とお話できたのは、この日が初めてでした。
この作品(↑)の出品者だったかどうか、今となっては定かではないのですが…。
会社をリタイアされたご主人がいらっしゃるのではないかと思われるお年頃の上品なマダムで、ガーデニングが好きで自宅の庭で楽しんでいるけれど、初めて出品されたということでした。
「審査では厳しいことを言われたのよ。この花が終わったらあなたのハンギングにはポイントがなくなる、葉物だけになってからも楽しめるように作らなくてはいけないとか、花がら摘みが面倒でメンテナンスが大変そうだとか。花がらを摘むことが大変だなんて思ったことがないから、そんなことを言われるなんて思ってもいなかったわ」
まぁ、そんなことを言われたんですかー。花がらを摘まないでバランスを保ち、美しさを保つことのほうが難しくないですか? 花がらを摘むときに状態をチェックして、キレイに保つようにするんですものー。
なんて、私も会話に参加させていただいて、楽しかったです♪
「納品日の直前が雨だったから、当日は足もとがぬかるんで大変だったのよ。まるで田んぼみたいで。うちの庭じゃそんなふうになったことがないから、皆さんのように長靴も持ってなくて、靴がドロドロになってしまって」
「期間中ずっとキレイにするというのが難しかったわー。自分のウチなら、毎日何度も庭に出て手入れできるのに、ここではそれができないんですもの。他の方のを見ても、納品した頃にキレイだった作品ほど、終わりに近づくとダメになってしまったわね。審査日にキレイだった作品が賞を取った感じよ」
コンディションをショーに合わせるだけでも苦労なのに、たった1日の審査日に合わせるなんて至難の業ですよね。朝夕の気温が、お住まいと日比谷では違うでしょうから、今までの経験とは違うこともあるでしょうし。野ざらしですしね。
駆け足で見てる自分が恥ずかしくなったりしました。敬意を持ってもっとじっくり拝見するべきだなーと。私は寄せ植えすら満足に作れませんから、どの作品も素敵で素晴らしく見えるんです。
こんなふうに植物を組み合わせることができたら、ガーデニングの楽しみがもっと広がるんだろうなーと改めて思いましたね。今はまだ育てるので手一杯だけど、見た目も考慮して植栽計画ができたら素敵よねぇ…いつか、そんなことができたらいいなー。
いい物をいっぱい見せていただきました。心がすーっと軽くなる素敵な時間をいただきました。
それから、手法は洋風だけど和のテイストでアレンジすることの魅力が心に響きました。自分で真似できることはないかしら。そんなことを思いました。
何もできずに今日に至ってますけどね(笑)。
この記事へのコメント
本館のほうも早速拝見してきました。
お花も素敵だけど、ももさんの写真もとっても素敵でした。
花がら摘みが面倒…それって審査の基準になるんだろうか???
そうやって手をかけてこそ、愛情も増すというものだろうし、本人がよければそれでいいと思うんだけど…。
お褒めの言葉、ありがとうございます!
長文も読んでくださったんですね。時間が経ちすぎてなんなんですけど…(笑)。
私も、手間の掛かることが減点になるのが腑に落ちないです。ローメンテナンスで楽しめればそれはそれでイイことだけど(私みたいな人には^^;)、手間を掛けてこそ得られる景色というか景観というか、そういうモノもありますよね。ハンギングは宿根草で長年そのまま管理するものじゃないですし。
作る当人は自分と植物との係わり合いも考えて植物を選ぶものですし、本人が良ければそれでいいんじゃないかしらねー。
そして、私はそれを愛でるというおこぼれに預かれれば、それでいいんです♪
ワタシも「ももサンの金賞」のがイチバンでした。
でも「花がらつみが面倒」は...
自分が買うor貰うとしたらやはり減点!
(筋金入りのめんどくさがりやですから...)
見ていただいたんですね。ありがとうございます♪
「ももサンの金賞」がイチバン?
えへへ。なんか嬉しい。(*^ー^*)ゞ
Hirokazuさんは減点って言うだろうなーって思ってました(笑)。
でも、Hirokazuさんみたいなめんどくさがり屋さんは(私も含む)、そもそも審査員にはなれないのです。はっはっは。