思いのほかダメージがない理由は…



昨日の冷たい雨から一転、今日は雲一つない晴天!

お天気の日にベランダのミニバラたちを改めて眺めてみると、例年より葉っぱがキレイだなーと思いました。



前回以降まだ咲いているピンクマシュマロを、太陽の光の下でパチリ。長く咲いているから、日焼けして、バーミリオンになってきてます。
けど、写真をまじまじと見ても、やっぱりウドンコのシミはありませんね。

ピンクマシュマロは、葉も花もウドンコの影響が出やすいんですよ。
だから、この時期にウドンコで花が痛んでいないことが、目じりが緩みまくっちゃうくらいラッキーに思えるんです。


なんでそんな大げさな物言いをするかというと、夏以降、あまりミニバラに手を掛けていなかったから。
ミニバラは1週間近く放っておくと、この時期ならウドンコが蔓延するか、ハダニ養殖場になりがちですよね。
なのに、今年に限ってはミニバラが弱ってないなーと、ちょっと不思議に思ってるんです。

というのも、今、ウドンコが目立つのは2鉢だけなんですよ。
まずこれがビックリです。蔓延しないんだもの。こんなの初めて!
(これから広がらない保証はない^^;)
今までもっと手を掛けていたのにもっと苦労してたのは、何なんでしょ?
マメな手入れができない分、消毒はしました。でも、9月から3回くらいかな。
それで、この状態だなんて、ホント驚きます。



こちらは、例年通り、やっぱりウドンコで花びらが変色してしまったロイヤルホワイト。例年よりピンク色の乗り方がハデ…かなぁ(汗)。鼻を近づけなくてもわかるくらい、いい香りはしてます。
(私限定。他の人にはやっぱり伝わらないらしい…^^;)
花びらはこんなんですけど、葉っぱは真っ白というほどではないです。多少うねうねしてるくらい。うねうねはウドンコの初期症状です。

この鉢は、がん腫のある株なので、他とは体力とか生理的なものとか、他にもいろいろ状態が違うかもしれません。

もう一つは、フロスキー加工のようになっているピンクマシュマロ。上の写真で登場した鉢は元気なのにねー。同じピンクマシュマロでも、ずい分違うものだわ。というか、フロスキーが例年通り?(苦笑)
それはあまりにあまりなので、写真に撮る気にはならなくて(笑)。ああ、なんとかしなくちゃ。


それから、もう一つ不思議なのが、ハダニが少ないこと。
去年はあまりにひどくて、早く休眠に入らないかと待ち遠しかったくらい。その待っている時間にも被害が拡大したので、最終的に殺ダニ剤を買いました。結局、散布しないまま、植え替えの時期になったんですけどね。

でね。なぜ今年は、ウドンコとハダニの被害が少ないのかなーと思って。

気候のせいもあるのかな。
ウドンコ菌は風に乗ってやってくるそうでしょ? 乾燥している環境で繁殖するんですよね。だから、うちみたいな屋根のあるベランダでは黒星病にならない代わりに、ウドンコ天国になりやすいわけです。ウドンコ病は、ベランダ園芸の宿命というか、振り向けばいつでも奴がいるみたいな存在というか(笑)。

もしかしたら、今年の秋は、例年よりも乾燥してなかったんじゃないかな、と思ったんですよ。
晴天が3日続くと1日雨が降る…の繰り返しでしたからね。

ハダニが少ないのは、乾燥具合と関係あるかしら? ハダニは水に弱いですし。
あるいは、秋以降ほとんど追肥していないと関係ある?
肥料と害虫の関係はたくさんの著書でいろんなことが言われているから、安易なこと言えませんね。ただ、素人の直感で、何となくそう思っただけです。

追肥していないってことは、他にもっと顕著な影響が出るわけで…。秋の花がとーっても少ないです。orz
これは当然の結果ですよねー。
この因果関係は、私でもよくわかる。^^;

キスミーmspとミストラルは蕾さえつけてくれません。こんなの初めてだわ。放任が過ぎたかな。

そんなこんなで、お天道様の下、干している布団に寄りかかりながら、つらつらとミニバラの状況に思いをはせた日曜でした。
あっ! そんなことしてないで、植え替えしとくんだった。

この記事へのコメント

felicia
2009年12月07日 19:11
今年は我が家ではももさんと真逆の状態でした。
初めてのハダニ被害、うどん粉病の蔓延+アムラムシ攻撃。
だから多分気候のせいでは無いのでは・・・と思うのです。
我が家の失敗はやっぱり多肥(じゃないかしら)。
今年は春の一番花以降、有機の液肥を与えていたのですが
病気に強いグリーンアイスでさえ秋薔薇はうどん粉+アブラムシで壊滅的被害を受けました・・・
春の一番花の頃(液肥を与える前)は綺麗に咲いたんですよ。
来年は肥料を半分くらいに抑えて様子をみてみようと思っているところです。
植物ってあまり手をかけない方が丈夫に育つのかも・・・
もも@管理人
2009年12月07日 21:03
◆feliciaさん
そうですか。feliciaさんのところは、バラの代表的な病害虫が旺盛だったんですね。
ということは、気候ではなかったんでしょうね。
アブラムシは今年ビックリするくらい、少なかったです。ビオラにも付かなかったし、ナスは大量に付くと覚悟していたのに付かずに済みました。ミニバラには、今週1匹発見。それだけでした。
feliciaさんの言うように、液肥って関係ありそうですね。一番花の後ハダニ退治のときに液肥を切ってから、ミニバラに液肥をほとんどやっていません。
春にはハダニが普通に発生したのに、秋はそうでもなかったんですよね。違いは…といって思いつくことの一つは、やはり液肥です。
うちはミニバラを小さめの鉢で育てているので、固形肥料も規定量をやると、肥料やけを起こしてしまうため、2/3か1/2くらいの量にしています。液肥やバイオゴールドバイタルにしても、やはり薄めでないとダメージが出るので、同様に少なめにしています。
今年はそれすらやらずじまい。かなりスパルタかなと思ってたんですが、それがむしろ吉と出たのかしら…。
でも、秋の花がすごく少ないですけどね。^^;

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