反応

朝ベランダに出て、ミニバラが咲いている日は、目が気持ちいい。
花が咲いているからといって、必ずしも香りがするわけでもないのだけれど、目で味わった瞬間に香りがしているような気分になります。
乾いた土に水をやると、まるでフタでも開けたかのように急に香りが立ち上がってくる。錯覚ではなく本物の香りがしてくると、私の脳が反応して、一気に覚醒していく。
こちらの働きかけにこうもハッキリと応えてくれると、心に確かな充足感を感じるものです。
はたから見たら、ただ黙々とミニバラに水をやっているだけなんですけどね(笑)。
いつもと変わらない普通の朝。味わえなかった時間があったから、今は静かなこの時間がじんわりと嬉しいのです。
この記事へのコメント
・・・うーん、味わい深いなあ!
なんか、いろんなエピソードも想像してしまって、
おハナシがつくれそうです♪ ヽ( ̄▽ ̄O)/
ええーっ、お話っ!? どんな!?
やっぱりHirokazuさんには想像力や創造力、文章力、その他いろいろな引き出しがいっぱいあるんですね!
すごい!!
黙々とした動作の中で
ももさんの心の動きが動いて行く軌跡美しく描かれていて私にも香りが届きそうです。
特に今日は大雨の後の陽射しが美しかったので
薔薇の色や滴も特別に見えそうです。
美しい…? あ、あれ~、この気恥ずかしさは何でしょう。^^;
本文中に書きませんでしたが、レモンバームもキュウリも、水をやると香りが上ってくるんです。
香りは心に気持ちいいだけでなく、モチベーションアップにも効果的です。
雨の日は香りが立ちにくいんです。虫も来ないし、園芸作業にも適していないからかな。
植物って実によくできてます。