童心に返ってツツジ観察

オオムラサキツツジ
公園のツツジです。
見慣れすぎていて、大人になってからは色の塊としか認識していなかったように思います。通り過ぎるだけでしたからね。
ツツジだって一期咲きの花木で、四季を伝える貴重な存在なのに、あまり気にも留めなくなっていました。
写真を撮ったのさえ、何年ぶりだろう?
子供の頃はツツジと戯れていたのにね。

折りしも、ブログ「屋上コンテナ菜園(取りたてが美味しいこれホント)」のNAOさんが「つつじって、へぇ~」を書いてらしたので、私もツツジについて書いてみようと思い立ちました。

0513-6.jpgツツジの蕾はガムテープの色みたいな被り物をしているんですよね。
この写真はオオムラサキツツジです。クルメツツジだと色が濃い茶色だったように思います。

子供のとき、なんて不思議な物体なんだと思っていました。
これ、それこそガムテープのようにベタベタするんです。
遊んでいると、これが体のあちこちに付きます。
(どんな遊び方してたんだ?)
アリンコも貼り付いています。
開花にしたがって裂け、持ち上がって、どこかに落ちます。
でも、くっつくので、たいがいは木のどこかにくっついていたりして、美観がよろしくない。
そもそもなぜベタベタする覆いが付いているんだろう?
調べたことはないので、詳細は今も知りません。^_^;
 
0513-7.jpg何年もの間、色の塊としか見ていなかったので、この写真を撮るときまで、花弁に模様があることさえ忘れていました。
豹柄みたいですね。

私が子供の頃のパンジーは、みんなブロッチが入っていました。
パンジーは、下の3枚の花弁にブロッチが入ります。
パンジーからバトンタッチされたようにツツジが次に咲くわけですが、ツツジの場合は、上半分が3枚のように分かれていて柄が入ります。
「逆だぁ」と思ったものでした。
そういうことも、今回思い出したんですけど…。

そうそう、ツツジの花弁はユリのように1枚なんですよね。
それはかろうじて覚えていました。

オオムラサキツツジの花粉は真っ白。
よくこれを顔に付けて遊んだものです。
真っ白なので目立ちます。親に見つかって怒られる確率が高かった(笑)。
飛んでいる蜂の足を見て、「こいつはツツジのところにいたんだな」とわかるくらい目立ちます。

ツツジは蜜がおいしいんですよ。
といっても、子供の味覚でなんですが。
ガクから取り外してチューチュー吸ったものです。
さすがに大人になってからはやってませんよ(今やってたらアブナイ人と思われそう)。
甘みと粘度はクルメツツジのほうが強くて、香りはオオムラサキツツジのほうが良かったかな。

しべが長いのも特徴ですね。
雌しべの先は上を向いていて、×印みたいになっているので、思わず押してましたね。何も出ないのにね。
雌しべの先端は、これまたベタベタしていて、触ると納豆のように糸を引きます。納豆と言うより水あめですね。適切な言葉って出したいときになかなか出てこないものだわ…。

子供のとき不思議に思ったことの一つが、「花の奥に蜜があるわけで、しべがもっと短ければもっと確実に蜂の体にくっついて、高い確率で受粉するだろうに」ということ。
というのも、蜂が花粉に触れずに蜜を採るところをよく見ていたからなのです。
でも、公園にしろ街路樹にしろ、花が溶けて見苦しくなった頃にバッサリと剪定されてしまうので、結実を見届けたことはありません。

ここからは余談ですが…。
赤い色は彩度が低いので、暗くなると真っ先に見えにくくなります。
疲れた体で夜帰宅するときには、ツツジの花の赤紫色は見えにくいのです。
鈍感になった大人の体では、辺りを包む蜜の香りもわからなくなっていて、気にも留めずに通り過ぎるだけになっていたのでした。
朝? 朝はだってギリギリの時間に走って通り過ぎるから…(笑)。

この記事へのコメント

2006年05月14日
紹介していただきありがとうございます。

ツツジの花ってこの時期になると当たり前のように咲いて、当たり前のように散っていきますが、気をつけてみていると面白いです。
私もちょいと前まで花の塊にしか見えてませんでした、でもブログを始めてねたになるものは無いかと色々観察しているうちに、敏感になってきたみたいですね。
世の中知らないことや知りたいことが一杯ありますね、そして気づかずに通り過ぎてしまっていることも沢山あります。
ブログで情報を共有できることはすばらしいことです、色んな情報を発信したり見たり、これからも楽しんで行きましょうね。
2006年05月14日
◇NAOさん
素敵なコメントありがとうございます。
情報を発信して共有して、日常にちょっとでも生かせたら…そんな気持ちで私もブログを書いています。
ものの見方というのは、えてして固定されがちかと思うんです。
でも、自分がちょっと違う感性を得ると、何の変哲もないはずの日常にも驚きや発見が溢れています。
ブログを書くという行為が自分にいろんなものをもたらしてくれますね。

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