ルポ:河津バガテル公園(3)


今日は、前回1回でまとめるつもりが入れきれなかった、もう一つの特別のバラのお話です。
写真の建物は、マリー・アントワネットが好んで過ごしたという小離宮(プチトリアノン)を再現したというものです。
もちろん本家・パリのバガテル公園にもある建物です。

プチトリアノン(FL)実は、仏メイアン社2006年新品種コレクションのひとつが‘プチトリアノン'というバラで、日本では今年5月にここで初めてお披露目されたそうです。
今季は河津バガテル公園のみで限定100本を販売。
通販なし現地販売のみだったにもかかわらず、すでに完売しています。

ブレブレ写真で恐縮ですが、遠目にはなんとなくピエール・ド・ロンサールの雰囲気に似ていました。
中心のピンク色といい、外側へのグラデーションが似ていると思えたんです。
近寄れない距離に植栽されていたので、デジタルズームで引っ張ったけど、雨天では暗いし、うまく撮れませんでした。残念~。

フロリバンダなので、木が充実してくると、房咲きになるでしょうね。

 
じつはこのバラ、フランスらしいエピソードが付いています。

話は18世紀に遡ります。
王妃マリー・アントワネットには、お気に入りの宮廷画家ヴィジェ・ルブランという女性がいました。肌を美しく描くことでマリーがいたくお気に召したという逸話が残っています。

0617-2.jpg
そのルブランの手によるマリーの肖像画のなかに、1本のバラを携えているものがあります。上の絵がそれです。
この絵に描かれているバラを現代に蘇らせようとして作ったのが、フロリバンダのバラ‘プチトリアノン'というわけ。

絵からバラを作り出そうなんて、すごい話だと思いませんか?


メイアン社のサイト(http://www.meilland.com/)によると、
Floribunda - Light pink
Height : 60/70 cm - Bloom size : 10 cm, 55 petals
樹高60-70cmだったら、鉢でも栽培できるかもっ!o(*>▽<*)o~★
これはもぉ、「いつか育ててみたいバラリスト」入り決定です。
近寄れなかったから、香りは不明ですが…。

小離宮の前のエリアに植わっていますので、お出かけになった際にはぜひ探してみてくださいね。

 
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