腐葉土もか…

今日はまじめな話。
重い気分になりたくない人はスルーしてくださいね。



前回の「情熱大陸」(MBS 毎日放送)をご覧になりましたか? 雨水が流れて溜まる所に放射線量が多いと言っていましたね。東京都内の民家で測定し高い数値が出たので、雨どいの先の落ち葉などを掃除し、庭土の表土を入れ替えるよう、武田邦彦中部大学教授が指導していました。再計測したら、掃除後は危険ではない数値に収まっていました。

そんなくだりを見て、私はガーデナーの端くれとしてギョッとしました。冷静に考えれば「それはそうだろう」とか、「実際の放射線被害の実態はまだ個々人には計り知れないものだ」とか、思わないわけではないけれど、「なんてことだ…」という気持ちで心が揺れました。それは、怒り、悲しみ、驚き、落胆、不信感、疑念、いろんな感情が入り混じっていて、的確な言葉が見つかりません。

土壌・水質汚染の問題について本当の脅威がわかるのは、これから先でしょう。


そんなことを思った矢先、今度は腐葉土から放射線が検出されたというニュースが報道されました。



出たか…。
それが素直な感想。

野ざらしのワラも汚染されていたわけだし、風雨にさらされているものならば、ワラに限らず汚染されるだろうと思っていたけれど、やっぱり出たか。出るよね、そりゃ…。

腐葉土は水分を含んで腐植していくものだから、先の庭土の例のように、水分がある所、今の状況で言えば放射線の汚染が溜まりやすい所で作られているでしょうからね。まあ、一部には高温圧縮で作る腐葉土もあるけれど。

今回明るみに出たケース以外にも後からぽろぽろ出てくることでしょう。1社が出荷した腐葉土だけのわけないもの。他の堆肥も、培養土も、汚染が見つかるでしょう、おそらく。上の動画では、とある培養土でも高い数値を検出していましたしね。

だからって、結局私の生活は変わらないし、変えられない。
ガーデニングは続けるし、路地物野菜を食べるし、水道水も牛乳も口にする。時には雨にも濡れるだろうし、食べる魚がどこを泳いできたかを知るすべはない。必要なことと安全なことがリンクしない苛立ちを持ちながら、今まで通りのぼんびーなぱんぴーの生活を続けるだけ。


さて、今年ももうすぐ8月がやって来ます。
先人たちは、放射線に汚染された土地とどう生きてきたのだろう。文献でも当たろうか。
そんなことを考えたのは初めてです。

この記事へのコメント

felicia
2011年07月27日
出たか・・・
私も全く同じ思いでした。

地球上にある全てのものがそうなのでしょう。
そんな状況の中でも普通に生活を送るしかないのです。
もも@管理人
2011年07月28日
◆feliciaさん
この件に関してなら、地球規模で憂うと息が苦しくなりすぎてしまうかな、という気もします。
私はたまたま自分の生活に変化を感じ、無関心ではいられないのですが。
店頭に並ぶ野菜の産地に四国や北海道がとても多くなったり、牛乳の販売元が今までとは違ったり、ペットボトル飲料の販売制限があったり、店によっては「母子手帳持参の方優先」の貼紙があったり。
でも一時のように商品棚が空っぽなわけでもないですし、feliciaさんの言われるとおり、この状況の中で普通に生活を送るしかないと私も思っています。将来発現するかもしれないものより、現在の持病で手一杯ですしね。
こんな状況だからこそ、慈しむ気持ちやときめく気持ちを自分の中に重ねていきたいなと思います。ガーデニングはその一角を担う大事な活動です。

この記事へのトラックバック

ベルメゾンネット

苗物 デイリーランキング

過去ログ