国バラ2011を振り返る (1)

何を今さら? いえいえ、記録は大事ですから(笑)。パソコン環境を建て直すのにこれだけ時間が掛かってしまったんだもの、しょうがない。
ってことで、5か月前の第13回国際バラとガーデニングショウを振り返ります。


会期前は行く予定はまったくなかったんです。でも、吉谷桂子さんのブログを読んでいるうちに、「やっぱりその場に立って体感しないと!」という気持ちになって、はるばる所沢くんだりまで出掛けたのでした。

今回、本命のお目当ての他にも目的がありました。それは、ナエマとのご対面を叶えること。ずーっと気になっているのに、実物に会えずじまいでしたから。会ったこともないのに思いだけが募るなんて、私は平安貴族だったかしら(笑)。
会期中に「国バラに行ってきました~」というブログ記事をチェックしていたら、ナエマの写真をアップしている人がいたんですよ。会場に間違いなくナエマがある! 実物をくんくんしたい! お鼻をひくひくさせながらGO!

会場に入った途端、バラ界の有名人に会いましたよー。まずは玉置一裕さん鈴木満男さん。その5分後にバラの家てんちょ。「泳いでますか?」なんて立ち話をちょっと。あ、てんちょの後ろに敬称いるのかな…? それから、ローラン・ボーニッシュさん。お嬢さんと来場されていたフレグランスさんとすれ違う時に、微笑ましい結婚式のエピソードが耳に入ってきました。^^ そして、蓬田勝之さん

蓬田さんにはいっぱいお話を聞かせていただけて、とっても楽しかったです。すっかり、おしゃべり好きな先生を前にした学生の気分になってしまいまして…えーと、いつもはもう少し大人の言葉づかいができるんですよ?(そうでもないかな^^;) 楽しくてつい…。^^;;

蓬田さんと言えば、香りの成分を抽出し化学的に分析されている研究者で、最大の研究成果(とご本人も言っておられた)は現代バラにのみ含まれるティーローズエレメント(ジメトキシメチルベンゼン)を発見されたことです。このティーローズエレメント(を化学的に生成したもの)を嗅がせていただきました。嗅いだ途端、私の頭の中でアンテナがピピッと反応しました。これ単体でバラの香りっぽいわけではないのに、自分はこの香りを知っているし、この香りのバラが好きだって瞬時にわかったんです。著書『薔薇のパルファム』を読んでいるときにはわからなかったけど、「そうなんだ!」と感動しました。

それともう一つ。

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β-イオノンという香り成分にも、ピピッと反応しました。私の直感では、ロイヤルホワイトにこの成分が入っているような気がしたんですよね。今のところ確認するすべはないのだけれど。

従来のバラの香りの分類と香り成分による分類がほぼ同じ結果になるということや、香り成分のグラフ化・分類など、興味深いお話…というより講義を聞いたって言ったほうがしっくりきます。

私の好きな香り・苦手な香りを化学でも説明できると知り、雄たけびをあげたくなるくらい面白くて(笑)。なんとなくそうだとは思っていたけれど、ダマスク香が強いものは苦手で、フルーツ香が大好きなんですね、私。それに、オールドローズの香りよりモダンローズの香りのほうが心が落ち着くみたい。見せていただいた表の中で気になることもあって、その辺をお話しできたことも貴重な体験になりました。本を読んでいるのとは全然違う体験ですからね、それはもうエキサイティングです。
この記事では蓬田さんの著書『薔薇のパルファム』を読んでエキサイトしてますが^^)
蓬田さんに香りに敏感だと言っていただけたのも嬉しかったです♪ こういう体験って、バーチャルでは不可能ですものね!

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おめめ閉じてる瞬間でごめんなさい…。楽しいお話をした後の雰囲気は出てるでしょ?^^

そう、その場にいないと香り体験はできないわけで、今年のデビッド・オースチン社による「イングリッシュローズでつくる~ファイブ・フレグランス・トレイル」もいい企画だと思いました。その場でバラをカットして、香りを嗅がせてくれ、説明してくれたんですよ。

今まで「これが○○香ですよ」と解説されたことがないから、自分がミルラ香と思っているものが本当にミルラ香なのかとか、香りの分類(デビッド・オースチン社の場合、「ミルラ香」「ティーローズ香」「フルーツ香」「ムスク香」「オールドローズ香」)の違いを嗅ぎ分けられるのかなど、興味津々でした。

結果、予想通り、私は嗅ぎ分けできるし、フルーツ香が一番好きだと認識しました。出されたバラの中で一番好きだったのはエブリンでしたしね。ジュード・ジ・オブスキュアの苗はあったのに、花が付いてなかったのがすごく残念。ジュード・ジ・オブスキュアもくんくんしたいバラの一つですから。

あ、いけない。くんくんしに来たのよ、ナエマはどこ?

というわけで、次回に続く。


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