海の向こうのウドンコ病対策
仰々しいタイトルを付けちゃいました(汗)。
私のパソコンが壊れる前、つまり去年の初めから春にかけて、ウドンコ病対策について新しい情報はないかとネットでつらつら調べていました。そうしているうちに、ふと頭に沸いてきたんです。
きっと海外でもウドンコ病ってあるよね?
海外でのウドンコ病対策ってどうなっているんだろう?
調べてはちまちまリストを作ったりしていたんですが、パソコンが壊れて全部おじゃんになってしまいました。今からまた探してリストアップして日本語にするのも面倒だし…。
というわけで、自分のための覚書として記憶をもとに書いちゃいます。
引用できる資料を探している方は、必ず自分で元ネタを探してくださいね。とりあえずは、米国コロンビア大学のホームページあたりからどうぞ。
では、ここからが本題。
まずは、ウドンコ病の英語表記。
辞典ではウドンコ病は「white mildew」と訳されているけれど、検索の引っかかりやすさから考えると、「powdery mildew」のほうが一般的なのかもしれません。
ちなみに、mildewだけだと灰色かび病を指すようです。それと区別して、白いほうのカビ病ってことでwhite mildewなんでしょうね。日本でも、ウドンコ病のことを白粉と揶揄することもありますね。powderyという言葉もそれと似たような感覚かな?
私が見たのは主にアメリカのサイトだったんですが(検索に引っかかりやすいから)、ウドンコ病がいかにポピュラーな病気であるかに言及しているものが多いこと! 植物の歴史とともにある古い生命体であるとか、植物の何パーセントに寄生するとか、まずは数で語るスタイルがとても多い。日本ではそういうのを見たことがない。これが文化の違いの一つかもしれませんね。
対応策は、大きく分けて3つ。薬品での治療、重曹水スプレーの散布、環境改善。
薬は…。日本で販売されているもの、されていないもの、いろいろですね。日本で販売されているものであっても、日本では黒点病には効くけどウドンコ病には効果がないと言われているものなんかが勧められていたりして。それって、特効薬がないということに他ならないのでは。効果がないのに散布し続ければ、耐性がついてしまうでしょ? 良くないわねー。
オーガニックな方法として、重曹水スプレーがメジャーみたいですね。耐性がつかない方法としても紹介されています。(本当につかないかどうかは知らないよ)
参考までに重曹スプレーのレシピも書いておきます。レシピはいろいろHitします。それだけメジャーで、自分でアレンジしている人がいっぱいいるってことなんでしょう。材料は、水、重曹は必須として、あとは油、酸っぱいもの(酢やワインビネガー)、食器用洗剤、といったところかな。
一例を挙げると…
単位を日本用に直すと
重曹がウドンコ病に効く?!〔後編〕という記事に書いたように、私は葉っぱが黒くなるのがイヤなので重曹は使わないし、重曹を使うくらいならカリグリーンでいいんじゃないかと思っているので、重曹水スプレーを勧めているわけではありませんよ。念のため。
それにしても、アメリカでも重曹がメジャーなんですかねー。それって、決め手になる方法がないってことだと思えて仕方がない。炭酸水素カリウムとか炭酸水素ナトリウムが成分のモノは、使うタイミングを外したら効果が期待できないでしょ? そんなことない?
さて。上の2つはウドンコ病にかかった場合の対策方法でしたが、予防策として環境改善もしなくてはいけません。
環境改善については、大きく分けて2つ。
1つは、湿度のコントロール。加湿が原因なら、風通しを良くする。夕方に潅水やスプレーをしてはいけない。乾燥が原因なら、適切なシリンジを。
もう1つは、それぞれの植物にそれぞれ違う種類のウドンコ病が発生するという性質を踏まえ(例えば、キュウリに発生するウドンコ病はキュウリにだけ発生し、バラに感染することはない)、同じ種類の植物を増やさない。
どきっ。(>_<)
ベランダは乾燥しやすので対策はそれなりにしてきたけど、種類は気にしてなかったー! ミニバラのウドンコ病を増やさないためには、バラ科以外の植物も置いておかないといけないってことなのね…。
で、去年から意識してミニバラの鉢の配置にも気を付けるようにしています。去年はあまりウドンコ病にてこずることがなかったのは、何回も書いているとおりです。鉢の配置も功を奏していたのかな?
治療以前に発生させないようにするのが第一ですから、今年もまずは予防を心掛けていきましょー。( ̄0 ̄)〇
このモチベーションと行動がいつまで続くか、それが一番の気掛かり(笑)。
私のパソコンが壊れる前、つまり去年の初めから春にかけて、ウドンコ病対策について新しい情報はないかとネットでつらつら調べていました。そうしているうちに、ふと頭に沸いてきたんです。
きっと海外でもウドンコ病ってあるよね?
海外でのウドンコ病対策ってどうなっているんだろう?
調べてはちまちまリストを作ったりしていたんですが、パソコンが壊れて全部おじゃんになってしまいました。今からまた探してリストアップして日本語にするのも面倒だし…。
というわけで、自分のための覚書として記憶をもとに書いちゃいます。
引用できる資料を探している方は、必ず自分で元ネタを探してくださいね。とりあえずは、米国コロンビア大学のホームページあたりからどうぞ。
では、ここからが本題。
まずは、ウドンコ病の英語表記。
辞典ではウドンコ病は「white mildew」と訳されているけれど、検索の引っかかりやすさから考えると、「powdery mildew」のほうが一般的なのかもしれません。
ちなみに、mildewだけだと灰色かび病を指すようです。それと区別して、白いほうのカビ病ってことでwhite mildewなんでしょうね。日本でも、ウドンコ病のことを白粉と揶揄することもありますね。powderyという言葉もそれと似たような感覚かな?
私が見たのは主にアメリカのサイトだったんですが(検索に引っかかりやすいから)、ウドンコ病がいかにポピュラーな病気であるかに言及しているものが多いこと! 植物の歴史とともにある古い生命体であるとか、植物の何パーセントに寄生するとか、まずは数で語るスタイルがとても多い。日本ではそういうのを見たことがない。これが文化の違いの一つかもしれませんね。
対応策は、大きく分けて3つ。薬品での治療、重曹水スプレーの散布、環境改善。
薬は…。日本で販売されているもの、されていないもの、いろいろですね。日本で販売されているものであっても、日本では黒点病には効くけどウドンコ病には効果がないと言われているものなんかが勧められていたりして。それって、特効薬がないということに他ならないのでは。効果がないのに散布し続ければ、耐性がついてしまうでしょ? 良くないわねー。
オーガニックな方法として、重曹水スプレーがメジャーみたいですね。耐性がつかない方法としても紹介されています。(本当につかないかどうかは知らないよ)
参考までに重曹スプレーのレシピも書いておきます。レシピはいろいろHitします。それだけメジャーで、自分でアレンジしている人がいっぱいいるってことなんでしょう。材料は、水、重曹は必須として、あとは油、酸っぱいもの(酢やワインビネガー)、食器用洗剤、といったところかな。
一例を挙げると…
- 1 gallon of water
- 1 tablespoon of baking soda
- 1 tablespoon of vegetable oil
- 1 tablespoon of dishwashing liquid
(source: Control Powdery Mildew with This Homemade Spray - About.com)
※「その道のプロが、あなたをガイド。」でおなじみのAll Aboutの親玉がAbout.comらしい。
単位を日本用に直すと
- 水 ・・・ 4リットル
- 重曹 ・・・ 大さじ1(15ミリリットル)
- 植物油 ・・・ 大さじ1
- 食器用洗剤 ・・・ 大さじ1
重曹がウドンコ病に効く?!〔後編〕という記事に書いたように、私は葉っぱが黒くなるのがイヤなので重曹は使わないし、重曹を使うくらいならカリグリーンでいいんじゃないかと思っているので、重曹水スプレーを勧めているわけではありませんよ。念のため。
それにしても、アメリカでも重曹がメジャーなんですかねー。それって、決め手になる方法がないってことだと思えて仕方がない。炭酸水素カリウムとか炭酸水素ナトリウムが成分のモノは、使うタイミングを外したら効果が期待できないでしょ? そんなことない?
さて。上の2つはウドンコ病にかかった場合の対策方法でしたが、予防策として環境改善もしなくてはいけません。
環境改善については、大きく分けて2つ。
1つは、湿度のコントロール。加湿が原因なら、風通しを良くする。夕方に潅水やスプレーをしてはいけない。乾燥が原因なら、適切なシリンジを。
もう1つは、それぞれの植物にそれぞれ違う種類のウドンコ病が発生するという性質を踏まえ(例えば、キュウリに発生するウドンコ病はキュウリにだけ発生し、バラに感染することはない)、同じ種類の植物を増やさない。
どきっ。(>_<)
ベランダは乾燥しやすので対策はそれなりにしてきたけど、種類は気にしてなかったー! ミニバラのウドンコ病を増やさないためには、バラ科以外の植物も置いておかないといけないってことなのね…。
で、去年から意識してミニバラの鉢の配置にも気を付けるようにしています。去年はあまりウドンコ病にてこずることがなかったのは、何回も書いているとおりです。鉢の配置も功を奏していたのかな?
治療以前に発生させないようにするのが第一ですから、今年もまずは予防を心掛けていきましょー。( ̄0 ̄)〇
このモチベーションと行動がいつまで続くか、それが一番の気掛かり(笑)。
この記事へのコメント
ウチではココ数年ウドンコはでてないのですが、
それはたぶんウドンコより前に黒点病が蔓延してるからだと・・・
ももサン、次はぜひ黒星対策を!!(他力本願)
私の本領って何でしょう?^^;
えー、じゃあご期待に応え(?)、いつも通りの小悪魔(?)モード全開で。
黒星対策は簡単ですよー。雨に当てない(屋根でも作る)。しゅうりょー。
ああ、こういうこと言うから小が取れちゃうんだわっ。
しかし、うどんこが出てないなんて羨ましい。
環境も悩みも人それぞれですね。(^-^)ノ