先生、黒板

先日、スーパーであれこれ物色していると、背後からぼそっと若い男の子の声がしました。

お客さんに話しかけているようにはまったく思えなかったし、まさか自分に声を掛けているなんて思わなくて…。

同じ人がまた何かぼそぼそと言ってる…どうしたのかしらと振り返ったら、推定20歳くらいの男性店員が私を見てこう言ったんです。


「トイレの洗剤?」

……。

……は?

「トイレの洗剤…? ……ですか?」

……へ?

「……」

そして、しばし無言のお見合い。

いきなりだから、理解するのに10秒以上かかっちゃったよー。

違いますよ、と答えたけど(笑)。


「トイレの洗剤?」と聞かれて、「そうです、私がトイレの洗剤です」って答えるべき?(笑)
「トイレの洗剤をお探しのお客様ですか?」と聞いてくれなくちゃねー。それに、言葉づかい以前に、接客してるんだか独り言を言ってるんだか区別がつかない話し方もいただけませんなー。誰か指導してあげて。

なんてことをことを考えているうちに、この言葉の省略ぶりが、「先生、黒板」に似ている気がしてきました。


学校で先生が板書しているときに、自分が書き写したい部分が先生の体の陰になっていること、よくあったでしょ? それを訴えたくて、「先生、黒板!」て言う子、いたよねー。

中3の時の担任の先生は、「先生の大きなお尻がジャマしてた? ごめんねー」と言ってくれてましたね。「人が良すぎるよー、センセイ」と思ってましたよ、私。

だって、男の先生は「オレは黒板じゃねぇ」とか「主語・述語は省略しないで正しく使え」と言ってましたからねー。

高校の時の担任の先生は、「先生が書いている間、陰になって見えない部分があるのは当たり前。書き終わるまで待ちなさい。先生はみんなが書き終わったかどうかを確認して授業を進めているのだから、何か問題があるのなら、その時に発言するように。待てができないのは犬以下ということになるが…お前は犬以下か?」と手厳しいことを言っていたし。

何度注意されてもいつも「先生、黒板」としか言わなかったY君は、高校に上がってからは、そして大人になってからは変わったのかなぁ。
なんて思い出して、ちょっとおかしくなっちゃいました。


かく言うワタクシ、上司に正しい敬語で話さないイケナイ大人になってしまっているのでした(笑)。反省反省。

この記事へのコメント

加藤
2013年12月05日
Y君は今頃会議中で「課長、ホワイトボード」と言っている、に1票。
良い人になるべく努力はしてみるのですが、そういうちょっとした隙に出る素の部分は、悲しいかな変わらない気がします。σ(^^;

「そうです、私がトイレの洗剤です」と答えてみたい衝動にも駆られませんか?
もも@管理人
2013年12月05日
◆加藤さん
かちょー、ホワイトボード!ヾ(●^▽^●)ノわはは♪
光景が見える気がしたー!
加藤さんナイスっ!

「そうです、私がトイレの洗剤です」と答えてみたいです。
そして事態をこじらせてみたいです(笑)。

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