フェアビアンカ持ってる?
[修正]
2007/2/34
asahi.comの指示に従って、一部修正。それとは別に一部加筆。
タイトルで「いきなり何の問いかけなの?」と思われた方もあると思いますが、最近フェアビアンカ(ER)の香りに素敵な発見があったことをご存知ですか?
フェアビアンカを持っている人は、美白の女王になれちゃうかもしれませんよ!
先月asahi.comでリリースされたんです。フェアビアンカが持つ香りの成分に、メラニン色素の生成を抑える成分が含まれているという記事が。そう、しみ・そばかすでお馴染みのメラニン色素ができにくくなって、美白効果が期待できちゃうかもしれないというんですよ。
なんで、1カ月前のニュースを今頃持ち出したかというと、花が咲くちょっと前になったら、ブログで書こうと思って構想を温めていたのです~(半分ウソで半分ホント)。
カネボウ化粧品ニュースリリースから、もうちょっと詳しく内容を紹介しますね。
カネボウ化粧品製品開発研究所と基盤技術研究所が、曽田香料(株)との共同研究によって、従来のバラの香りのグループには属さない新しい香気成分を発見し、「ブランシロームMS」と名づけたのだそうです。
バラが白いことと、色素を抑えることに何らかの関連があるんじゃないかということですね。そこから、香気成分が脳に作用して、メラニンの生成を抑えるという話へはステップが何段階も飛躍した感じがしますが、詳しく説明されても私じゃわからないでしょうから…。
しかも、この「ブランシロームMS」にはリラックス効果も期待できるというんです。
もっとも、『薔薇のパルファム』蓬田勝之(求龍堂)という本でも、バラの香りは多くの人にとってリラックスをもたらす効果があると書いてありますから、リラックス効果は「ブランシロームMS」特有の効果ではなく、多くのバラに共通の効果だとは思うんですね。「多くの人」という表現を使ったのは、リラックスの反対である高揚効果を感じる人もいると本書に書いてあるから。
心理的に鎮静作用をもらたすものが、お肌に悪いわけがない。いえ、良いに決まってる。女性なら体験上知ってることですよね。
心身二元論とは異にする文化で生活している私には、心の作用と生理作用は切っても切れ離せないと思います。さもありなん、です。
ちなみに、蓬田氏は、元資生堂リサーチセンター香料開発室参与の香料分析のエキスパート。世界で初めてバラの香りを6つに分類した、偉大な功績を持つ人物です。
この本は内容が濃く実に興味深いのですが、本についてはまた別の機会に改めて書くとしましょうか。
追記:
「『薔薇のパルファム』(2007/12/8)」という記事を書きました。
http://mattariomomo.seesaa.net/article/71709450.html
美白とリラックス効果が同時にあるなんて、化粧品としては一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にでもなりそうですよね。
カネボウ化粧品が研究に携わっているので、いずれ資生堂の「ばら園」シリーズのように、シリーズで商品化されるでしょうね。
でも、どんなにバラの香りに近づけようとした香水でも、本物のバラの香りにはかなわないでしょう? だから、実物の香りを堪能できるのが一番だと思うんですよ。
フェアビアンカはどんな香りがするんでしょう。とても気になります。
馥郁(ふくいく)たる香り…ねぇ。
ボキャブラリーが乏しくて、私にはピンときません。(^_^)ゞ
フェアビアンカをお持ちの方がこの記事を読んでいらっしゃったら、どんな香りなのかぜひ教えてくださいね!
「特別展 花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」では、このフェアビアンカの香りを嗅ぐことができるんですって。女性がたかりそう(笑)。そのなかに私の姿もあるかもしれません。
まぁ、1度嗅いだくらいでは美白効果は期待できないでしょうけど…。わかっていても期待したいのが、女のさがかもしれませんね。
フェアビアンカの写真や性質については、
誰にも言えないほど小さな物語: フェア・ビアンカ
をご覧いただくといいと思います。参考までに。
[今回参考にさせていただいたサイト]
2007/2/34
asahi.comの指示に従って、一部修正。それとは別に一部加筆。
タイトルで「いきなり何の問いかけなの?」と思われた方もあると思いますが、最近フェアビアンカ(ER)の香りに素敵な発見があったことをご存知ですか?
フェアビアンカを持っている人は、美白の女王になれちゃうかもしれませんよ!
先月asahi.comでリリースされたんです。フェアビアンカが持つ香りの成分に、メラニン色素の生成を抑える成分が含まれているという記事が。そう、しみ・そばかすでお馴染みのメラニン色素ができにくくなって、美白効果が期待できちゃうかもしれないというんですよ。
asahi.com「白バラの香りから美白成分」(2007年3月14日)
なんで、1カ月前のニュースを今頃持ち出したかというと、花が咲くちょっと前になったら、ブログで書こうと思って構想を温めていたのです~(半分ウソで半分ホント)。
カネボウ化粧品ニュースリリースから、もうちょっと詳しく内容を紹介しますね。
カネボウ化粧品製品開発研究所と基盤技術研究所が、曽田香料(株)との共同研究によって、従来のバラの香りのグループには属さない新しい香気成分を発見し、「ブランシロームMS」と名づけたのだそうです。
なぜ、純白のバラである「フェアビアンカ」にのみこの香気成分が特異的に多く存在するのかについて、さらに研究を進め、様々な実験を繰り返した結果、高いチロシナーゼ活性阻害効果があることを確認できました。チロシナーゼは銅イオンを含有する酵素で、動植物体内に広く分布しています。植物等の渇変劣化を引き起こし、また、人の皮膚等に色素沈着などを引き起こすメラニンの生成等に大きく関与する酵素です。このチロシナーゼに「ブランシロームMS」を添加すると、チロシナーゼの活性が阻害され、メラニン生成が抑えられることがわかりました。
出典:カネボウ化粧品ニュースリリース(2007年3月16日)
バラが白いことと、色素を抑えることに何らかの関連があるんじゃないかということですね。そこから、香気成分が脳に作用して、メラニンの生成を抑えるという話へはステップが何段階も飛躍した感じがしますが、詳しく説明されても私じゃわからないでしょうから…。
しかも、この「ブランシロームMS」にはリラックス効果も期待できるというんです。
もっとも、『薔薇のパルファム』蓬田勝之(求龍堂)という本でも、バラの香りは多くの人にとってリラックスをもたらす効果があると書いてありますから、リラックス効果は「ブランシロームMS」特有の効果ではなく、多くのバラに共通の効果だとは思うんですね。「多くの人」という表現を使ったのは、リラックスの反対である高揚効果を感じる人もいると本書に書いてあるから。
心理的に鎮静作用をもらたすものが、お肌に悪いわけがない。いえ、良いに決まってる。女性なら体験上知ってることですよね。
心身二元論とは異にする文化で生活している私には、心の作用と生理作用は切っても切れ離せないと思います。さもありなん、です。
ちなみに、蓬田氏は、元資生堂リサーチセンター香料開発室参与の香料分析のエキスパート。世界で初めてバラの香りを6つに分類した、偉大な功績を持つ人物です。
この本は内容が濃く実に興味深いのですが、本についてはまた別の機会に改めて書くとしましょうか。
追記:
「『薔薇のパルファム』(2007/12/8)」という記事を書きました。
http://mattariomomo.seesaa.net/article/71709450.html
美白とリラックス効果が同時にあるなんて、化粧品としては一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にでもなりそうですよね。
カネボウ化粧品が研究に携わっているので、いずれ資生堂の「ばら園」シリーズのように、シリーズで商品化されるでしょうね。
でも、どんなにバラの香りに近づけようとした香水でも、本物のバラの香りにはかなわないでしょう? だから、実物の香りを堪能できるのが一番だと思うんですよ。
フェアビアンカはどんな香りがするんでしょう。とても気になります。
今回、この方法(もも@管理人の注:エコロジカル・アロマ法)により初めて主要香気として「ブランシロームMS」が「フェアビアンカ」に存在していることを確認。得られた香気は、従来から知られているバラの香りとは全く異なり、たいへん馥郁たる香りを有しています。
出典:カネボウ化粧品ニュースリリース(2007年3月16日)
馥郁(ふくいく)たる香り…ねぇ。
ボキャブラリーが乏しくて、私にはピンときません。(^_^)ゞ
フェアビアンカをお持ちの方がこの記事を読んでいらっしゃったら、どんな香りなのかぜひ教えてくださいね!
「特別展 花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」では、このフェアビアンカの香りを嗅ぐことができるんですって。女性がたかりそう(笑)。そのなかに私の姿もあるかもしれません。
まぁ、1度嗅いだくらいでは美白効果は期待できないでしょうけど…。わかっていても期待したいのが、女のさがかもしれませんね。
花展ブログ:花展で “香り(バラ、バオバブ、アングレクムなど)” 体験(2007年4月23日)
フェアビアンカの写真や性質については、
誰にも言えないほど小さな物語: フェア・ビアンカ
をご覧いただくといいと思います。参考までに。
[今回参考にさせていただいたサイト]
- asahi.com:朝日新聞社-特別展 花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~
6月17日まで、上野・国立科学博物館で開催中。
公式ブログも始まりました。
混雑状況はケイタイからチェックできるそうですよ。 - カネボウ化粧品
ニュースリリースに資料があります - 誰にも言えないほど小さな物語
ERやHTなど、67品種のバラを育てているyoshiさんのサイト
- 上野で「サントリーの青いバラ」披露(2008/3/8)
この記事へのコメント
ほう!これはすごい発見ですね~
フェアビアンカ、大人気になっちゃいそう。わたしもほしくなりました。
花展、これからいかれるんですか?
わたしも割引券をいただいたので、いきたいいきたい、と思いつつ、まだ行っていません。目と鼻の先なのにね~
行ったら、思う存分くんくんしてきたいと思います(*^o^*)
わ~、割引券持ってるんですか? いいな~。
ネットでざくっと調べた感じでは、フェアビアンカはそんなには扱ってなさそうなんですよねー。
私も、くんくんしてきたいです♪
ふくいくたる香り???
そそられますねぇ。
くんくんくんくん、思いっきり吸い込みたいですねぇv(^ ^)v
香りは、その場にいないと体験できないものだからこそ、そそられますねー。