『Roses』

いつからこの洋書が手元にあるのか思い出せないけれど、刊行された1997年の年末にはもうあったような気がする…。

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'Roses: Inspirations for Natural Gifts, Country Crafts and Decorative Displays'

この本は、1冊まるごと、バラを楽しみつくしましょう♪という趣旨のイギリスで刊行された本です。開いて飾る本というより、実用書ですね。ヨーロッパの文化・歴史のなかでのバラの存在から始まり、バラの栽培手引きも少々、メインは生活の中でバラを楽しむアイデア。生花の楽しみ方、ドライでの楽しみ方、美容への取り入れ方、食用のレシピなどが合計30以上載っています。

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こんなにふんだんにバラを使うことができるなんて!と驚きながら読んだものです。ガーデンローズが庭にある生活をしている人のためのバラのレシピ本であるって、今ならわかるんですけどね。当時はなんにも知りませんでした。バラを育てるようになる前でしたから。

今なら理解できることが少し増えたなーと思いながらページをめくっていたら、手が止まりました。Baltiって…? ググったら「バルチ料理」とな。確か、手持ちの英英辞典には載ってなかったような(当時)。

やはりバーミンガムに来たならバルチ料理を試さないわけにはいかないでしょう。ここにはインドカシミール系の人々が大勢住んでいますが、バルチ料理は、その人たちからバーミンガムに紹介されたスパイスの効いたカレーで、バーミンガムの人々はこれにたいそうな入れ込みよう(胃も心も)なのです。是非バーミンガムのバルチ・マイル(バルチ料理街)に足を向けてみてください。本物のバルチ料理が食べられるレストランが1平方マイルに50軒以上もひしめき、安く、気張らない食事が楽しめます。

 

University of Central England より引用



ああ、確かにロンドンはカレー屋さんが多かった。しかし、カレーとバラ。その組み合わせは、日本人の私には未知の世界だぁ…。

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カレーのためのミックス・スパイスやサラダにバラが入ってたり、フィンガーボウルにバラが浮いてたり。

バラを楽しみつくす。ガーデンローズを持っている人ならみな考えることだと思うんですが、イギリスと日本ではベクトルが違うなーと、改めて感じました。

この記事へのコメント

加藤
2014年09月07日
大英帝国ですからね、インドとの関係も色々深いものがありそうです。
今の時代では、インドのヴィララカヴァンさんが熱帯でも丈夫に育つバラを研究し、草ぶえの丘にインドの夢コーナーも出来ています。
なんと言いますか、この世界観?、イギリスでもインドでも、ヨーロッパ、中近東、アジア、アメリカ・・・と、全てを語れるバラは本当にすごいと思います。
もも@管理人
2014年09月08日
◆加藤さん
> なんと言いますか、この世界観?、イギリスでもインドでも、ヨーロッパ、中近東、アジア、アメリカ・・・と、全てを語れるバラは本当にすごいと思います。
ホントそうですね!
だから、バラが難しい植物の代名詞みたいに認識されている風潮が残念だったり、誰がそんなこと言い出したんだろうと訝しく思えたりします。
ねこあし
2014年09月16日
おはようございます^^

1997年に、このような本を手にされた、ももさんはスゴイです♡
私はまだバラにも植物にも興味がなくて、何が好きだったかな~って考えてみましたら、天使とかバラグッズが好きで集めてました。
それは今でも変わらずですが、バラを育ててなかったころからバラへの憧れはあったんだって思いました。

ももさんのブログは勉強になることがいっぱいです♪
もも@管理人
2014年09月17日
◆ねこあしさん
レスが遅くなってごめんなさいっ。<(_ _)>

1997年の頃のねこあしさんは、まだ緑の親指を発揮していなかったんですね! 
そう考えると、1997年って結構前なんだわー。
でも、天使とバラグッズが好きなら、おのずとロザリアンへの道がつながっていたのかもしれませんよね♪
1997年の私は…確か、チューリップとかパンジーは育てていたけど、ガーデニングには春しかやっていなかったような気がします。
まさか自分でバラを育てるようになるとは。^^

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