国バラ2015 (1)
追記あり
第17回国際バラとガーデニングショウで撮った写真を紹介します!
写真の整理もそこそこに、見切り発車しますよ。^^;

今年の国際バラとガーデニングショウは、赤いバラのローズアベニューが迎えてくれました。大野耕生さんがレッドレーズの魔法にかけてくれます。

赤いトーンのバラです。

赤いバラです。

いろいろな赤があります。

赤にも絞りがあります…。
会場でも感じたけど、写真の整理していても目が疲れました~(笑)。私の目だけでなく、カメラの目も酷使したようです。ピントが合わなかったり、ホワイトバランスや明るさの判定を間違えたり、補正なしでは(補正してもなかなか)厳しい。まあ、一番の原因は私の腕がないせいですが(爆)。
この記事をご覧いただく方にも、目を酷使させてしまうかな…ドキドキ。

こちらは、フォーカルポイントになっていた噴水。赤で疲れた目がほっと和らぎました。それと、水が流れているのは、物理的にも心理的にも潤いますね。
その周りには、赤いバラの銘花がずらり。スポットライトの下ではバラも疲れるようで、コンディションが良くないものもありました。そのなかで、良かったものだけをご紹介。タフな性質を持っていると思われるバラです。

イングリッド バーグマン (ポールセン)
見事な形と大きさ、よどみのない色。これぞバラ、と言い切れるバラですね。後日、ポールセンのサイトを見たら、20以上の受賞歴が列挙されていました。さもありなん。妃殿下もバラもどちらも美しい。

グレーフィン ディアナ (コルデス)
緩やかな樹形なんでしょうね。女性的なイメージです。

ゲーテ ローズ (タンタウ)
一方、男性的に感じられたのはこちらのバラ。
このコーナーで一番元気でした。タンタウのバラですし、かなりの強健かもしれません。香りもしっかりありましたね。

バロン オークラ (オラール)
ホテル・オークラの大倉さんの名をセカンドネームとして与えたようです。とても強香で、バラらしいダマスク香がむんむんでした。本当はフルーツ香もあるようですが。

ヒート (河本バラ園)
剣弁高芯咲きの赤いバラが、バラの典型的なイメージ通りねーと思いました。ところがですよ。香りは、ふんわり柔らかく甘いフローラル。「ああ、河本さんのバラだわ!」と納得する香りでした。

ローズアベニューの横には、阿部容子さんデザインによる、河本バラ園作出のバラを使った庭「エンピレオの薔薇」。エンピレオとは、天国にの一番上のことだそうですよ。白いポットが引き立っていて素敵ですね♪
真ん中に入ることも、後ろに下がることも叶わず、こんなアングルでの撮影となりました。
今回の国バラでは、事前にコルデス社の赤いバラ・ジークフリートが見られることが分かっていて楽しみにしていました。だって、こんなふうに絶賛されていたので~♪
その中で特に印象深かったのが、花びらがとても綺麗だった「ジークフリート」
ビックリしました。
私も、色々なバラを見てきましたが、ここまで花びらの美しいバラは見たことがありません。
今回、紹介した数ある赤バラの中でも、群を抜いて、花びらの1枚1枚が芸術的な美しさだったのです。
そんな花びらが幾重にも重なり、素晴らしい花を作り上げます。
(略)
「美しい花びら」+「蛍光色の様な美しい花色」+「完璧な花形」
=「ジークフリート」
花保ちは、たいへん長く、花終わりまで色褪が少ないため、最後まで綺麗な発色を楽しめます。
これでいて、冒頭で紹介した「英雄 ジークフリート」の様に、丈夫で強い強健種なので、言うことがありません。
ああ、それなのに! 「ジークフリート」という文字を見つられずじまい。名札がないと、どれか確信が持てず…。
お出かけになったブロガーさんが名札付きのジークフリートをアップされているので、どこかにあったんですよねー。うーん、残念!
悔しいので、バラの家のリンクを貼っておきます。
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太陽光の下、庭で見る赤いバラには全然疲れないので、きっとライティングが疲れの一因なのではないでしょうか。あとは、赤の分量?^^;
[追記]2015.5.27
なんと、バロン・オークラの香りに関する見逃せない情報を見つけました!
少し前 イベント用に栽培ハウスで開花調整をしていたフラム(バロンオークラ)
その頃 毎朝一番で てんちょが 「MINAMIさん 香りかいだ?」
と聞くので その濃厚な香りに朝から元気いっぱい 「かぎましたよ♪」 と答えていたのですが・・・
その後のバラ塾で その香りを
「5歳若返る香り」 と話しているのを聞いて
あれは 私に 若返れ! ってことだったのかと 少し機嫌を悪くした MINAMIです。
私は、あのドームで香りをかいだので、5歳若返っているはずです(笑)。
国バラ2015 (2) へつづく…
「国際バラとガーデニングショウ2015」の写真は、こちらでもっとたくさんご覧になれます!↓

この記事へのコメント
なるほどぉ、これは撮るの難しいでしょう。
ドームの照明も独特ですからね。
イングリッド バーグマンさんは、本当にご本人もバラもどちらも超一流の美ですね。何にしても本物というのは落ち着きと迫力が違います。
今年は全体的に開花が早かったのがコンディションにも影響しているのでしょうか。
赤って、自分が元気な時には平気なのですが、疲れている時に見ると気分が負けてしまうのです、私は。
今は疲れていないので、さっきから何度も画面を上下にスクロールしても大丈夫です(^^)v
見てくれる人がいてありがたいです。
ドームの照明と赤いバラのコンビネーションはよろしくありませんでした。んー、なんて予想通り(笑)。
海の中では真っ先に赤が見えなくなると言いますが、ドーム照明と赤い色もそんな感じがしました。付帯設備なので致し方ありませんが。
かといってスポットライトが良かったかというと、それもどうかなぁ…。
照明って、難しい問題ですね。
「何にしても本物というのは落ち着きと迫力が違います」
…そんな美しい日本語がこの私の頭から出てくるように、鍛え直したいです~。