国バラ2015 (3) テーマガーデン
前回まではこちら
さて、お次は2大巨頭。

今回も死角なしの吉谷先生。どこにカメラを向け、どこを切り取っても絵になる。そして、他の多くのブースで植物がくたっとお疲れモードになっているのに、ここだけは別世界。どの植物もイキイキとしていて痛みなどなく、どの花も正面をキリッと見ている。今年のローズアベニューのテーマである赤いバラもしっかりと世界に溶け込んでいましたし、写真を撮っているときに邪魔になるモノが入らないのです。いろんな意味で隙がない。

かつ、ご自身の世界を表現するという意味でも、無論死角なし。ご本人をよく表した庭だと思いました。


マーメイドのウロコや赤い靴の少女のチュチュの側面は多肉です。仕入れの計算や作るときの作業を考えると気が遠くなりそう…と思ったのは、きっと私だけではないのでは。
こちらは、バラクラ・イングリッシュガーデンのケイ山田さんの庭。

ツレが「バラを知り尽くしている人が作ったって感じだよね!」と言っていました。ほほう、わかるのかー。にやり。

この辺りはバラの谷という雰囲気になっていました。
驚いたことに、ドームの中でここだけ空気が違ったのです。他より少しひんやりして、少しウェットで、そして清浄な空気。きれいな空気に乗ってバラの香りが届く快感。頭の中が一気にリフレッシュしました。
私の後方を歩いてきたマダムも、「少しひんやりしてるわぁ。ここだけ空気がきれいねー」と言っておられたので、私の気のせいではないようですよ。

ブースの中に歩ける小道がありました。バラのトンネルをくぐっているときの気分の良いことと言ったら! ロザリアンの方なら想像に難くないでしょう?^^
こういうの、すごくいいですね! 遠くにあるものでも美しければ楽しめるけれど、植物はやっぱり近寄れると一層楽しめるし、心がより大きく動きます。お客さんは入れないけど、中から見た景色が良い…みたいなことを言われても、じゃあ、客ってなんだろうと思ってしまうんですよね。
一般客に体感できる喜びを提供してくれたことに感謝します。今回は、権力とかカネの力を露骨に感じる部分があったので、余計にそう感じました。
風のガーデンは、もはや説明不要? 上野由紀さんの庭。

ここも中の道を通ることができました。一番人気のようで、人だかりが途絶えませんでしたね。庭を撮る人もいたけれど、道の真ん中で記念写真を撮る人が多くて…。もちろん、そうするのが自然で、そうするために設計されていたのでしょうし。可愛らしい雰囲気の庭でしたし、きっと素敵な記念写真をみなさん撮られたことでしょう。
ただ、私としては写真が撮りにくかった(笑)。

今回も、会場の外のウェルカムガーデンは、マーク・チャップマンさんの庭。「Roses & Cabbages - A Delicious Garden」(バラとキャベツのデリシャス・ガーデン)。とっても楽しみにしてました♪

全体像は撮れなかったので、設計図を。上の写真は、図の手前の楕円形の部分です。かなり大きなスペースであるとお分かりいただけるでしょうか。リアルに大きなお庭って感じでした。

ね? バラとキャベツ。

キャベツの他にも、食べられる植物がいろいろありました。エディブルフラワーもありましたね。

もちろんトマトもね。

チャップマンさんのトークショーがあり、会場内の時間を切り上げて向かいました。ぜひともご本人のお話を聞きたかったのでね。というか、これが私にとってのメインイベントでした。
トーク内容の詳細は控えますが、“自然に見える”ことを実現するためにいろいろなプロの技を使っているということでした。街路樹まで、展示の一部かと思わずにいられないくらい溶け込んでいて、聴衆からは感嘆のため息が上がっていましたよ。もちろん私もその一人(笑)。台風が通りすぎたことを思わせないコンディションだったのも、すごかったですね。
ツレは「ここが一番好きかも~♪ 一番気分が落ち着く」と言っていました。確かに、肩の力を抜いて、普段着でくつろいでいい気分になりました。人の暮らしのなかにある庭というか、人を許容する庭というか。

去年ショップで購入した麻ひもがとても使い勝手が良かったので、今回も買いました。前回よりロットの大きい物を。もうね、ホームセンターで売っている麻ひもには戻れません!
つづく…
大きな写真はこちら↓で見ることができます。ブログでは紹介していない写真がいっぱいです。
さて、お次は2大巨頭。

今回も死角なしの吉谷先生。どこにカメラを向け、どこを切り取っても絵になる。そして、他の多くのブースで植物がくたっとお疲れモードになっているのに、ここだけは別世界。どの植物もイキイキとしていて痛みなどなく、どの花も正面をキリッと見ている。今年のローズアベニューのテーマである赤いバラもしっかりと世界に溶け込んでいましたし、写真を撮っているときに邪魔になるモノが入らないのです。いろんな意味で隙がない。

かつ、ご自身の世界を表現するという意味でも、無論死角なし。ご本人をよく表した庭だと思いました。


マーメイドのウロコや赤い靴の少女のチュチュの側面は多肉です。仕入れの計算や作るときの作業を考えると気が遠くなりそう…と思ったのは、きっと私だけではないのでは。
こちらは、バラクラ・イングリッシュガーデンのケイ山田さんの庭。

ツレが「バラを知り尽くしている人が作ったって感じだよね!」と言っていました。ほほう、わかるのかー。にやり。

この辺りはバラの谷という雰囲気になっていました。
驚いたことに、ドームの中でここだけ空気が違ったのです。他より少しひんやりして、少しウェットで、そして清浄な空気。きれいな空気に乗ってバラの香りが届く快感。頭の中が一気にリフレッシュしました。
私の後方を歩いてきたマダムも、「少しひんやりしてるわぁ。ここだけ空気がきれいねー」と言っておられたので、私の気のせいではないようですよ。

ブースの中に歩ける小道がありました。バラのトンネルをくぐっているときの気分の良いことと言ったら! ロザリアンの方なら想像に難くないでしょう?^^
こういうの、すごくいいですね! 遠くにあるものでも美しければ楽しめるけれど、植物はやっぱり近寄れると一層楽しめるし、心がより大きく動きます。お客さんは入れないけど、中から見た景色が良い…みたいなことを言われても、じゃあ、客ってなんだろうと思ってしまうんですよね。
一般客に体感できる喜びを提供してくれたことに感謝します。今回は、権力とかカネの力を露骨に感じる部分があったので、余計にそう感じました。
風のガーデンは、もはや説明不要? 上野由紀さんの庭。

ここも中の道を通ることができました。一番人気のようで、人だかりが途絶えませんでしたね。庭を撮る人もいたけれど、道の真ん中で記念写真を撮る人が多くて…。もちろん、そうするのが自然で、そうするために設計されていたのでしょうし。可愛らしい雰囲気の庭でしたし、きっと素敵な記念写真をみなさん撮られたことでしょう。
ただ、私としては写真が撮りにくかった(笑)。

今回も、会場の外のウェルカムガーデンは、マーク・チャップマンさんの庭。「Roses & Cabbages - A Delicious Garden」(バラとキャベツのデリシャス・ガーデン)。とっても楽しみにしてました♪

全体像は撮れなかったので、設計図を。上の写真は、図の手前の楕円形の部分です。かなり大きなスペースであるとお分かりいただけるでしょうか。リアルに大きなお庭って感じでした。

ね? バラとキャベツ。

キャベツの他にも、食べられる植物がいろいろありました。エディブルフラワーもありましたね。

もちろんトマトもね。

チャップマンさんのトークショーがあり、会場内の時間を切り上げて向かいました。ぜひともご本人のお話を聞きたかったのでね。というか、これが私にとってのメインイベントでした。
トーク内容の詳細は控えますが、“自然に見える”ことを実現するためにいろいろなプロの技を使っているということでした。街路樹まで、展示の一部かと思わずにいられないくらい溶け込んでいて、聴衆からは感嘆のため息が上がっていましたよ。もちろん私もその一人(笑)。台風が通りすぎたことを思わせないコンディションだったのも、すごかったですね。
ツレは「ここが一番好きかも~♪ 一番気分が落ち着く」と言っていました。確かに、肩の力を抜いて、普段着でくつろいでいい気分になりました。人の暮らしのなかにある庭というか、人を許容する庭というか。

去年ショップで購入した麻ひもがとても使い勝手が良かったので、今回も買いました。前回よりロットの大きい物を。もうね、ホームセンターで売っている麻ひもには戻れません!
つづく…
大きな写真はこちら↓で見ることができます。ブログでは紹介していない写真がいっぱいです。
この記事へのコメント
体験型はいいですね。落ち着いてゆっくり体験できたらもっと良いのですが大抵渋滞しまくりますね。
チャップマンさん、ふふふ、今年もご活躍嬉しいです(はーと)
ケイ山田さんのブルーって濃いですよね、いつもカッコイイなぁと思います。
ケイ山田さんは、パキッと青かったです。^^
そして、説明を見なくても、ケイ山田さんの庭だと分かりました。
バラに囲まれて優雅なティータイムをしたいなーと、毎回思わせてくれます。
チャップマンさんは、国バラの翌週は阿蘇だったかな。もちろん白馬やその他の地域にも行かれるし、まさに東奔西走のご活躍ぶりです。
素敵な仕事をする人の活躍談を聞くのは嬉しいものですね。