ルポ:花展(1)
行ってきました。上野の国立科学博物館で開催中の花展!
正式名称は「特別展 花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」ですが、長いし、どうも座りが悪いので、略して「花展」ってことで。公式ブログも「花展」と呼んでるので、コレでいきます。
公式ガイドブックなど購入していませんので、記憶を頼りにお届けします。記憶違いがあるかもしれませんが、大目に見てね。
実は、書きかけの原稿を放置しているうちに、2週間くらい経っちゃって…。
展示物も若干変わっているはずだし、タイムリーじゃなくなってます…。(^_^)ゞ
会場に入ると、まずは「ジャスミンの香りでお迎えしています」との表示。いい香りが漂っていました。なかなか良い趣向ですね。
さぁ見るぞという気分も盛り上がりますし、「香りでお出迎えしてくれるの~。えへへ~。(*^▽゚ *)ゞ^ ヾ☆」って感じで単純に嬉しい。
そのくせ、「これは“ジャスミンもどき”だわ~」なんて思っていました。
私が知っているのは、ジャスミンそのものの香りではなくて、アロマオイルの香りですけど…。バラのアロマオイルより高価なんですよ。そんなものを使うわけないですものねー。まぁ、“もどき”でも嬉しいからいいんだけど♪
ジャスミンの香りといえば、クレオパトラが好んだ香りでもあるんですよね。ジャスミンの香りを身にまとうことは豊かな富を象徴していて、なおかつ媚薬の効果もあったらしい。
なんてことを思い出しつつ、庶民の私がジャスミンの香りで出迎えられるって、ちょっとセレブな気分だわ~♪と悦に入りながら、会場に入りました。
会場の中ではあちこちに「香りの体験」というコーナーがあって、いろいろな花の香りを体験できる装置が設置されていました。あ、その装置の写真は撮らなかった。絶えず人がいるから撮れなかったんでした。
大島桜、藤、ハニーサックル、くちなし、バオバブ、それから何があったかなぁ。いろいろあって、忘れてしまいました。(フェアビアンカの香りについてはまた後で…)
どれも人工的な香りだったので(しょうがないです)、どこかで嗅いだことがある香りが多かったように感じました。でも、その花の香りを思い出す手掛かりにはなったと思いますよ。普段嗅覚に集中して…ってことが少ないから、面白い体験になったと思います。私はね…。
私の隣では、熟年夫婦がこんな会話をしていました。
「コレ知ってる。トイレ。トイレのニオイ」
「おいおい、それを言うならトイレの芳香剤だろ~。第一、こんな香りの芳香剤あったか~?」
「○○さんちのトイレはコレよ。間違いない」
「花の展示会場で、トイレを連呼するなよ~」
「トイレだ。トイレ。うん、間違いない」
トイレと連呼するバリバリに着飾ったマダムと、困惑気味の旦那さん。「トイレトイレってなぁ…」とつぶやく旦那さんに、後ろから密かに同情しました。私は、トイレの芳香剤とは思いませんでしたけどねぇ。仮に本当にトイレの芳香剤に似ていたとしても、あくまで花のほうが主ですもんねー。トイレ展じゃなくて、花展ですもんねー。
「青いバラ」「青いカーネーション」「青いケシ」が、今回の展示の目玉でもありますから、色の話は欠かせませんね。
青を出すのがいかに難しいかも、ここで一発主張しておかなくちゃということなんでしょう。
青い花はいつ出てくるのかな~と気を持たせながら、世界の珍しい花(実物だったり模型だったり)の展示が続きます。
世界一大きい花とか、世界一背が高い花とか、とんでもなく長生きな花とか…平たく言えば、珍しいものコーナーですね。
なかでも、もっとも人がいなかったのが、オーストラリアの花のコーナーでした。模型が多いなかで、ここの花は実物だったのになー。
世界の珍しい花のトリを飾っていたのが、ヒマラヤの青いケシ「メコノプシス」。
公式ブログでこの花の開花状況をお知らせしているくらいなので、大事な展示物なんでしょう。私には、どのくらい貴重なのかわかりません。ごめんなさい。
いかに貴重なのかがビシビシ伝わってくるような解説があったら、もっと感動できたのになーと思いました。
距離があったのでイマイチ大きさをつかめなかったものの、予想していたより大きな花でした。それに、ちゃんと青かった。撮影可なので、ここは人だかりでした。
つづく…
[関連する過去の記事]
上野で「サントリーの青いバラ」披露(2007/3/8)
公式サイト・ブログの情報はこちら↑で確認してね。
正式名称は「特別展 花 FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」ですが、長いし、どうも座りが悪いので、略して「花展」ってことで。公式ブログも「花展」と呼んでるので、コレでいきます。
公式ガイドブックなど購入していませんので、記憶を頼りにお届けします。記憶違いがあるかもしれませんが、大目に見てね。
実は、書きかけの原稿を放置しているうちに、2週間くらい経っちゃって…。
展示物も若干変わっているはずだし、タイムリーじゃなくなってます…。(^_^)ゞ
花といえば香りも魅力です

さぁ見るぞという気分も盛り上がりますし、「香りでお出迎えしてくれるの~。えへへ~。(*^▽゚ *)ゞ^ ヾ☆」って感じで単純に嬉しい。
そのくせ、「これは“ジャスミンもどき”だわ~」なんて思っていました。
私が知っているのは、ジャスミンそのものの香りではなくて、アロマオイルの香りですけど…。バラのアロマオイルより高価なんですよ。そんなものを使うわけないですものねー。まぁ、“もどき”でも嬉しいからいいんだけど♪
ジャスミンの香りといえば、クレオパトラが好んだ香りでもあるんですよね。ジャスミンの香りを身にまとうことは豊かな富を象徴していて、なおかつ媚薬の効果もあったらしい。
なんてことを思い出しつつ、庶民の私がジャスミンの香りで出迎えられるって、ちょっとセレブな気分だわ~♪と悦に入りながら、会場に入りました。
会場の中ではあちこちに「香りの体験」というコーナーがあって、いろいろな花の香りを体験できる装置が設置されていました。あ、その装置の写真は撮らなかった。絶えず人がいるから撮れなかったんでした。
大島桜、藤、ハニーサックル、くちなし、バオバブ、それから何があったかなぁ。いろいろあって、忘れてしまいました。(フェアビアンカの香りについてはまた後で…)
どれも人工的な香りだったので(しょうがないです)、どこかで嗅いだことがある香りが多かったように感じました。でも、その花の香りを思い出す手掛かりにはなったと思いますよ。普段嗅覚に集中して…ってことが少ないから、面白い体験になったと思います。私はね…。
私の隣では、熟年夫婦がこんな会話をしていました。
「コレ知ってる。トイレ。トイレのニオイ」
「おいおい、それを言うならトイレの芳香剤だろ~。第一、こんな香りの芳香剤あったか~?」
「○○さんちのトイレはコレよ。間違いない」
「花の展示会場で、トイレを連呼するなよ~」
「トイレだ。トイレ。うん、間違いない」
トイレと連呼するバリバリに着飾ったマダムと、困惑気味の旦那さん。「トイレトイレってなぁ…」とつぶやく旦那さんに、後ろから密かに同情しました。私は、トイレの芳香剤とは思いませんでしたけどねぇ。仮に本当にトイレの芳香剤に似ていたとしても、あくまで花のほうが主ですもんねー。トイレ展じゃなくて、花展ですもんねー。
珍しい花々
香りだけでなく、花の構造を解説する模型があったり、植物の歴史と分類を説明するパネルや化石、花粉の構造を解説するビデオ、花の色を出す色素にはこんなものがありますよ、青い色が一番構造が複雑なんですよと解説しているパネルなんかが並んでいました。「青いバラ」「青いカーネーション」「青いケシ」が、今回の展示の目玉でもありますから、色の話は欠かせませんね。
青を出すのがいかに難しいかも、ここで一発主張しておかなくちゃということなんでしょう。

世界一大きい花とか、世界一背が高い花とか、とんでもなく長生きな花とか…平たく言えば、珍しいものコーナーですね。
なかでも、もっとも人がいなかったのが、オーストラリアの花のコーナーでした。模型が多いなかで、ここの花は実物だったのになー。

公式ブログでこの花の開花状況をお知らせしているくらいなので、大事な展示物なんでしょう。私には、どのくらい貴重なのかわかりません。ごめんなさい。
いかに貴重なのかがビシビシ伝わってくるような解説があったら、もっと感動できたのになーと思いました。
距離があったのでイマイチ大きさをつかめなかったものの、予想していたより大きな花でした。それに、ちゃんと青かった。撮影可なので、ここは人だかりでした。
つづく…
[関連する過去の記事]
公式サイト・ブログの情報はこちら↑で確認してね。
この記事へのコメント
やっぱり例えばキンモクセイとかは、
「嗚呼...トイレの匂い...」と、まず思ってしまうのです...
ああ、なんか続きがすごく楽しみ...!
楽しみなんて言っていただけて嬉しいです♪
期待を裏切らないかとドキドキです。
> やっぱり例えばキンモクセイとかは、
> 「嗚呼...トイレの匂い...」と、まず思ってしまうのです...
あはあは、やっぱり?
うちの親もよく言ってました。
キンモクセイが咲くと、「今日は外が便所のニオイがする」って(笑)。
6月17日までやっているんですね。
まだ時間があるので行ってみようかと思いました。
そして・・
トイレを想像してきます。。。
ルポまた楽しみにしてま~す♪
ルポは(3)まで続きます。
お子さんと一緒に植物の不思議を考えるのにいい機会かもしれませんね。
そういえばそんなイベントありましたね~。
ちょっと興味あったけどすっかり忘れていました。(笑)
青いケシ、本物は綺麗でした??
以前ネットで見て、凄く綺麗な色だな~って思ったんですけど。
栽培してる方もいるらしいし、一度本物が見たいですね~☆彡
青いケシね、きれいな水色に青いラインが入っていて、きれいでした♪
姿そのものは逞しそうで気高い雰囲気で。。。
植物園で栽培しているところもあるらしいですね。