イモなのに根じゃないの?

ジャガイモにも蕾らしきものが上がってきました。
植え付けから約5週間。うん、順調です。
この時期でも栽培できるのは、ベランダならではかもしれませんね。
雨に当たることもめったにないし、今回は不織布の袋なので、土が湿りすぎることも避けられているんじゃないかと思います。
「ジャガイモが順調でねー」なんて園芸仲間とおしゃべりしていたんです。
「ジャガイモの芋ってさー、実は茎なんだよねー」と言ったら、
「は? イモなんだから根でしょ」とあっさり否定されてしまいました。
あれー、茎だったと思うんだよなー、サツマイモとは違うはずなんだけどなー、なんて言いつつも、自信がなくなってきたんですよ。
でも、手元の本を開いてみたら、やっぱり地下茎と書いてある。
良かったー。気持ちがスッキリしました。
さらに、下記のサイトの記述も参考になります。
「サッマイモは根を、ジャガイモは茎(地下茎)を食べています」
私達が食べるイモは、そもそも地下に潜っている茎(地下茎)が変化したものです。種イモを植えますと、芽から茎が出ます。その茎が地上に伸びるにつれ、地下に潜っている茎の所々から、ふく枝(ストロン)と呼ばれる細い茎が伸びて行きます。このストロンの先端に休眠芽と言う養分蓄積の拠点が出来、ここに地上部の葉からデンプンが送り込まれ、塊茎(イモ)が出来るのです。
(北の農業情報広場(hao): 相馬博士の作物百科 ≫ ジャガイモ ≫ ジャガイモは冷たい所が好き)
※誤字も原文のまま
芋(イモ)
地下茎や根が肥大してデン粉などの養分をたくわえるものの総称。
本当は、ジャガイモは薯、サツマイモは藷、里イモには芋をあてます。ジャガイモ(馬鈴薯)のイモは地下茎(ストロンょの先端が肥大し、塊(かたまり)状になったものなので塊茎(かいけい)と呼んでいます。
(ジャガイモ博物館:ジャガイモばれいしょ用語かいせつ入門)
※誤字も原文のまま
ふと思ったんですけど…。
ジャガイモは日に当たると緑色になっちゃうでしょ?
あれも、茎だってことの証明になるのかな?
この記事へのコメント
エダマメと言い、ジャガイモといい、どちらも緑色がとても新鮮で美しいですね。
そして間もなく花が咲きそう。
それにしても知りませんでした。
サツマイモもジャガイモも同じ芋なのに、違うんですね。
盆栽とかで、くねくねの根っこを掘り出して挿して芽吹いたモノをつかって簡単に曲のある樹形の木に仕立てたりしますが、
アレはどの時点で「根」から「茎(幹)」になるのでしょうか...?ヽ( ^ 。^ )ノ?
植物も動物も、生命というものは
本当に神秘的ですね。奥が深いですね^^
緑が気持ちいいですよー。
育てると、その植物に関心が向いて、いろいろ調べる機会が増えますね。
自発的に調べるので、楽しいですよ。
◆Hirokazuさん
人間の体も、胃を全摘出しても臓器にちゃんと胃の機能をする部分ができると聞いたことがあります。
必要に応じて、機能が変わって生命を維持するようにできているのかもしれませんよ。
ヒトも植物も、ね。
◆ヘミングウェイさん
生き物はホント奥深くて、いつも驚きます。
創意工夫とチャレンジに溢れているヘミングウェイさんのベランダ菜園にも、驚かされてますよ。(^_^)/